東北地方
宿泊型 パラスポーツ福島県、国立磐梯青少年交流の家にて、第11期福島こども未来塾 第3回スポーツワークショップを開催しました。
開催は、9月27日(土)~9月28日(日)の2日間、約35名の子どもたちが参加しました。
福島こども未来塾は、体験活動を通して東日本大震災から復興している福島県の現状を知り、福島県の未来を考え、行動ができる青少年を育成することを目的に活動しております。
USFはスポーツワークショップを担当しており、様々なスポーツを通して新しいことに挑戦する気持ちを培うことを目指し、チームでコミュニケーションを取り、作戦を出し実践できるスポーツを実施いたしました。
プログラム
★バドミントン
★アイスホッケー
★車いすバスケ
★アルティメット
🏸バドミントン
講師:桃田 賢斗さん(UDN、NTT東日本所属)
アシスタント:五十嵐 孝二さん、武藤 秋紀さん(福島バドミントン協会)
協力:ふたば未来学園バドミントン部
ラケットの握り方から教わり、手を使わずにシャトルをラケットですくい上げる練習からスタートしました。
最後にはふたば未来の生徒の皆さんによるデモンストレーションを見て、子どもたちから思わず声が上がりました。
夢に向かって努力することの大切さ、そしてその素晴らしさを、日本を代表するようなアスリートと、同世代の学生から学んでくれたことを願います。
備品協力:ヨネックス株式会社

🏒アイスホッケー
講師:笠原 裕二郎さん、大内 康祐さん、荒城 啓介さん、本田 和暉さん(ゼビオ株式会社)
初めて氷上に立つ人が多く、初めは柵につかまりながら歩くのがやっとでしたが、
講師の手を借りながら少しずつスティック扱えるようになり、
最後はゴールに向かってパックをシュートすることができました。
自分たちの故郷にアイスアリーナがあること、そしてアイス競技の楽しさを知ることができるきっかけとなりました。

🏀👨🦽車いすバスケ
講師:豊島 英さん(WOWOW所属)、加藤 寿幸さん、長峯 慎哉さん、佐藤 淳さん(TEAM EATH)
普段していているバスケとの違いや車いすバスケのルールを教えてもらいながら、ゲームまで進めることができました。
講師の皆さんも子どもたち同様、福島にルーツを持つ人たちであることに親近感を持ち、
質問コーナーでは、アスリートに直接話を聞ける機会に子どもたちも嬉しい様子でした。
障害の有無にかかわらず、目標をもって取り組むことの大切さを体感していました。
備品協力:福島県障がい者スポーツ協会

🥏アルティメット
講師:渡部貴人さん、熊谷颯太さん、角田信彦さん(福島県フライングディスク協会)
アルティメットの歴史や、強豪国について学ぶところから始まり、
「アルティメット」というスポーツ通じて、「好奇心を持って自分の知らないことに挑戦する楽しさ」を学ぶことができました。
クリニック終了時には、フライングディスク協会より、子どもたちへフリスビーのご寄付をいただきました。

👕ユニフォーム作り
翌日着用するユニフォームを一人一人デザインを決めて作りました。背番号、チーム名を入れ世界に一つだけのユニフォームが完成しました。
📣チア作り
スポーツはやるだけではない!誰かを応援することもスポーツの醍醐味の一つ。それぞれワードを出しリズムに乗せたオリジナルの応援歌が完成しました。

🏃スポーツ大会
2日目は試合形式でグループ対抗戦(バスケットボール、リレー)を実施しました。一人一人が積極的に作戦を出し、仲間を応援する姿は前日から大きく成長した姿でした。

■最後に■
USFはこれからもスポーツを通して子どもたちの心と身体の成長をサポートし様々なスポーツに触れ合う機会を提供してまいります。
講師の皆様、ご参加いただいた皆様、開催にご協力いただきましたスタッフの皆様、ありがとうございました。
主催:国立青少年教育振興機構
主管:国立磐梯青少年交流の家
協力:USF